iPadを活用したICT教育体験と講演会を開催

更新日:令和元年7月6日

 親子でipadを活用している様子

参加するこどもたち 子どもが描いた絵がipadにうつしだされた様子 体験した子どもたちの様子

スクリーンにうつしだしされ読み込んだ絵について発表する様子 ipad体験する子どもの様子 山内教授の講演の様子

 iPadを活用したICT教育体験会・講演会が令和元年7月6日(土)に区立豊葉の杜学園(二葉1-3-40)で開催されました。

 同イベントは、(株)スマートエデュケーションと品川区による開催。「幼児教育にICT は必要なのか?」「幼児期に正しい使い方を学ぶことなどできるのか?」など、ICT を使った教育に関心のある方や疑問や不安を抱える区内の親子や保育士・教育関係者 約50人が参加しました。

 第一部では、「iPadを活用した21世紀型スキルを育む体験会」が開催され、園児向けICT教育カリキュラム「こどもモードKitS(キッツ)」を親子で体験しました。子どもたちが描いた魚などの絵をiPadで読み取ると、スクリーン上のひとつの海に絵が泳ぎだし参加者から歓声が上がりました。続いて、絵について子どもたちが発表し、参加者から拍手が送られました。

 第二部では、「活躍できるオトナへ -世界が注目の21世紀型スキル-」をテーマに、東京大学大学院 教授 山内 祐平さんによる基調講演が行われた。山内さんは第一部のiPadを活用した体験にふれ、「子どもたちがみんなの前で発表し、褒めたり褒められたりすることは幼児教育に大事なこと。幼児教育では、目標の達成や他者との協働など社会情動的スキルも重要」と話しました。

※区は、区内企業の優れた製品のうち、社会貢献に役立つものを「社会貢献製品」として認定し、マッチングや区への積極的な導入等を一貫して支援しています。「こどもモードKitS」は、(株) スマートエデュケーション(品川区西五反田2-4-2)が開発したタブレット端末を使ったカリキュラムで区の社会貢献製品として認定されています。子どもたちがクリエイティブな活動やチームワーク活動に関心を持ち、成功体験を得られることを支援する教材で、公立園では品川区が初めて2019年2月から試験導入しています。民間の幼稚園・保育園では既に約300件の導入実績があります。