タイ王国 サタヒップ中学校の生徒らが第三日野小学校を訪問

更新日:平成31年2月6日



  

  

  

 タイ王国のサタヒップ中学校の生徒らが平成31年2月6日(水)、第三日野小学校を訪問しました。

 この日同校を訪れたのは、サタヒップ中学校の先生、生徒、タイ王国大使館のパイトウン室長ら計37人。
 
 一行が到着すると、藤森校長が歓迎のあいさつ。そして今回の記念品としてサタヒップ中学校から、タイの子どもたちが描いた海の絵とタイの人々が描かれたお皿が贈られ、区からは品川の風呂敷などが贈られました。

 続いて校内の視察。一行は図書室やプール、図工室などを興味深そうに見学していました。また、茶道も体験。お茶の点て方だけでなく、礼儀作法からしっかり学び、日本の伝統文化に触れ、楽しんだ様子でした。

 体育館に移動すると、6年生の児童たちと交流。まずサタヒップ中学校の生徒たちが美しい衣装をまとい、ホーンティアン(ろうそく踊りの意味)というタイ北部に伝わる踊りを披露。この踊りはかつてタイ北部にあったランナー王朝の王宮内で賓客に対する歓迎、感謝の踊りとして夜間にて行われていたもの。現在ではあまり見ることができないという珍しい踊りに、児童たちはすっかり引き込まれていました。

 また、第三日野小学校の6年生が作成したコミカルな学校紹介映像が流れると、笑いが起き、BGMにあわせてダンスをする生徒の姿も見られました。さらに相撲やバスケットボール、鬼ごっこなど体を動かしての交流も実施。体育館にはたくさんの笑顔があふれ、歓声があがっていました。

 最後にサタヒップ中学校の生徒代表が「今日は初めて来たとは思えないほど楽しい時間を過ごせました」と感謝の気持ちを伝えました。

 交流終了の時間になっても記念撮影をするなど、別れを惜しんでいた両校の生徒・児童たち。短い時間でしたが、思い出に残るひと時となったようでした。