大崎第一地区で「おたがいさま運動 地域講座」を開催

更新日:平成31年2月8日

おたがいさま運動 地域講座開催

アイマスクを装着し狭い場所を通る参加者 アイマスクを装着し廊下を歩く体験をしている様子 聴導犬によるデモンストレーション

講演会 辻 海里 講師 講演会の様子 質疑応答

アイマスクをつけてブラインドサッカーボールをける体験 あいさつする伊与田会長 参加者への記念品   


 大崎第一地区町会・自治会連合会(伊与田正志会長)が平成31年2月8日(金)、町会・自治会婦人部・女性部を対象にした懇談会「おたがいさま運動 地域講座」を実施し、約50人が参加しました。

 「おたがいさま運動」とは、だれもが普通に暮らせるまちづくりを目指して、困っている人がいたら助ける、困ったときは助けてと言える「支えあいのまちづくり」を推進する運動です。

 はじめに、同運動の普及啓発用のDVDを鑑賞したあと、現在、日常生活の様々な音を知らせる「聴導犬」と暮らしている辻海里さんを講師に招き講演会を開催。辻さんは、家のチャイムなどの“音”が聞こえない自らの日常生活をはじめ「聴導犬が自分にくれた世界」について話しました。
 続いて、(公社)日本聴導犬推進協会が、目覚まし時計のベルに反応しユーザーを起床させる聴導犬のデモンストレーションを披露しました。

 さらに参加者は、二人一組となりアイマスクをつけ「視覚障害者体験」を実施しました。介助者の声によるアドバイスを頼りに狭い通路を歩いたり、ブラインドサッカーのボールを蹴ったりすることで、視覚障害への理解を深めました。
 参加者からは「目隠しをした状態だと足が前に進みませんでした。これからは外出した際、障害のある方に声をかけるようにできたらと思います。良い経験ができました」と感想を話しました。

 最後に参加者は、区立発達障害者支援施設ぷらーす(上大崎1-20-12)で作られた水耕栽培の無農薬野菜などの参加記念品を手にし会場をあとにしました。