宮前小学校5・6年生が模擬選挙を体験

更新日:平成31年2月20日

投票する児童

投票を見守る管理者と立会人 記載台 用紙交付

受付 破れない投票用紙と破ろうとする子どもたちと校長先生 開票作業

5年生で記念撮影 選挙候補者ポスター 6年生で記念写真

 宮前小学校5・6年生が平成31年2月19日(火)、品川区明るい選挙推進協議会と品川区選挙管理委員会事務局、立正大学法学部の協力をえて模擬選挙を体験しました。

 この模擬選挙は、選挙権年齢が18歳に引き下げられたことから、近い将来を担う児童たちの選挙の知識・関心・投票意欲の向上を図るのが目的です。児童たちは事前に行った授業で、候補者となった立正大学ゼミ生3人のマニフェストなどを用いたり、候補者への質疑応答などを通じ、選挙について学んできました。

 そして、投票日となったこの日、児童らは、実際の選挙で使用する投票箱、投票記載台、投票用紙交付機が設置された同校の体育館に集合。立正大学ゼミ生が投票手順の説明をし、候補者3人が「日本に誇るすばらしい街 戸越」にむけた最後の主張を展開しました。

 それぞれの主張を確認し終えると、いよいよ投票です。受付名簿対照をはじめ投票管理者、投票立会人まですべての役を児童たちが務めました。児童らは受け取った投票用紙に候補者氏名を書き、本番の選挙さながらの雰囲気の中で投票しました。

 また、投票用紙は、破れにくい素材でできていて、開票作業を効率よくするため折り曲げて投票箱に入れても、投票箱から出されると開いていることを確認したり、開票結果が同数の場合の当選者の決め方などを当てる「選挙クイズ」を通じて選挙の知識を深めました。

 子どもたちが「模擬選挙をやって、選挙の流れが分かった」などの感想を話すと、品川区明るい選挙推進協議会の推進委員は「次回の選挙まで、当選者がきちんとマニフェストを実行しているか確認することが大事です」とアドバイスを送っていました。