八潮学園でブルネイ舞踏団と国際交流

更新日:平成31年2月28日

舞踊団と一緒にダンス 
日本の遊びを教えてあげる子どもたち ブルネイのことについて○×ゲーム 踊りを披露するブルネイ舞踏団
一緒に綱引き対決 ブルネイ現地とライブ中継 英語で八潮学園の紹介
チョンカを教えてもらう子どもたち 給食を一緒に食べて交流 子どもたちからお礼に折り紙のプレゼント

 八潮学園(八潮5-11-2)で平成31年2月27日(水)、ブルネイ・ダルサラーム国の舞踏団らとの国際交流学習「世界ともだちプロジェクト」が、ブルネイ・ダルサラーム国大使館と日本アセアンセンターの共催で行われました。

 同プロジェクトは、東京2020オリンピック・パラリンピック参加予定国・地域を幅広く学び、実際の国際交流に発展させる取り組みです。この取り組みにより、世界の様々な人種や言語、文化、歴史などを学び、世界の多様性を知るとともに、様々な価値観を尊重することの重要性を理解するものです。

 同学園を訪問したのは、同国大使館員やブルネイ舞踏団のダンサーやスタッフなど、合計14名。5年生・2年生・9年生・7年生と順番に交流しました。

 学習の初めに、ブルネイの紹介として、美しい風景が映ったムービーを流したり、イスラム教の礼拝堂「モスク」や、よく食べる料理などを説明。学年によっては○×クイズを行い、「ブルネイは金曜日が休み(正解は○。金曜と日曜が休み)」「ブルネイの大きさは北海道より大きい(正解は×。三重県と同じくらいの大きさ)」などの問題に、子どもたちは楽しみながら答えていました。

 国紹介の後、ブルネイ舞踏団が舞台で華麗なダンスを披露すると、子どもたちは釘付けになっていました。5年生は舞踏団が踊った「ジョゲット ベルフィーバ」の振り付けを教えてもらい、見よう見まねで一緒に体を動かしていました。
 
 2年生は貝殻を使った「チョンカ」というブルネイの伝統的なゲームを教えてもらい、代わりにけん玉やあやとりなどの日本の昔ながらの遊びを披露。ブルネイの方々に遊び方を教えながら一緒に楽しんでいました。

 9年生とは給食の時間に交流しました。英語を使って一生懸命に質問をする姿も見られ、生きた英語を学んでいる様子でした。
 
 続いて、7年生との交流です。パソコンを使って、ブルネイ現地の方とビデオ通話をしました。ブルネイの風景や、現地の方にとっては普通の住宅だという、とても大きな自宅の様子などが映されると、興味深そうに画面に見入っていました。
 最後には、子どもたちがブルネイの方々に、「テリマカシ(マレー語でありがとう)」と伝え、一日がかりの交流学習は幕を閉じました。