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芳水小学校 開校百周年記念式典
更新日:平成31年3月2日
芳水小学校は、大正7(1918)年5月に株式会社明電舎社長の重宗 たけ氏が私財を投じて建設工事が始まり、同年11月、同社初代社長の重宗 芳水氏の名前から「芳水尋常小学校」と命名され12月に開校。昭和21(1946)年10月に「品川区立芳水小学校」に校名変更し、現在に至ります。
記念式典では、式辞で齋藤 早苗校長が「開校百周年という歴史的な日を、児童の皆さん、そして大勢の芳水小学校を愛する方々とお祝いできることに感謝し、その幸せをかみしめています。脈々と『芳水愛』が受け継がれているのは、芳水さんとたけさん二人の魂や精神が、今もこの学校に根付いているからだと思います」と語りました。また開校時に重宗 たけ氏が児童たちに語った「この学校を出る人は、みな親孝行で、国のため、世のため、人のために尽くす立派な人になってもらいたいと思います」という言葉を紹介。児童たちに「芳水小学校は私たちの学校であり、これまで巣立っていった12,176人の母校であり、地域の誇りとして存在する学校です。このことを忘れず、百年の歴史と伝統・校風を守り、芳水小学校の未来をつくる責任があることを胸に刻んで、一日一日を大切に歩んでいきましょう」とメッセージをおくりました。
次に、来賓を代表し濱野区長が祝意を表すとともに、「日本を取り巻く世界の情勢は大きく変化しています。これからしっかり学んで世界の動きをとらえ、大きく育ってください。学校の勉強だけでなく、友だちと遊ぶこと、喧嘩をして仲直りをすることも皆さんの成長に役立ちます。人生の勉強はずっと続きます。この百周年を機会に皆さんがより一層成長することを願っています」と語り、児童代表に記念品を贈呈しました。
松澤 利行区議会議長と山崎 雅也PTA会長から祝辞がおくられた後、学校の歩みを紹介する映像が上映されました。また児童たちは設立当時の地域住民に扮し、芳水小学校への期待や、重宗芳水氏、たけ氏への感謝を表現。そして「地球星歌」を合唱し、式典に花を添えました。
最後は参加者全員で校歌を斉唱。盛大に行われた式典を締めくくりました。