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第四日野小学校 卒業式
更新日:平成31年3月22日













区立小学校31校と義務教育学校6校で、平成31年3月22日(金)、卒業式ならびに前期課程修了式が行われました。第四日野小学校(西五反田4-29-9)では、93回目の卒業式が執り行われ、本年は25人に卒業証書が授与されました。
在校生と保護者、来賓の皆さんが見守る中、卒業生が入場すると、会場は拍手で包まれました。卒業生は、笑顔を見せる子もいれば、口を真一文字に閉じ感情を抑えている子など、表情は様々でしたが、全員が胸を張り、堂々と入場しました。
卒業証書の授与では、卒業生は名前を呼ばれると壇上で「ハイ」と返事をし、将来の夢を語りました。「ゲームデザイナーになって、世界中の人が笑顔になるようなゲームを作りたいです」「英語を使う仕事に就きたいので、中学校で一層勉強を頑張ります」「まだ具体的になりたい職業はないので、中学校で生活する中で探していきます」と、全員が大きな声でこれからの抱負を披露しました。
そして、卒業生一人ひとりがしっかりと島崎一江校長と目を合わせ、卒業証書を受け取りました。
島崎校長は式辞の中で、「これから皆さんが歩んでいく人生は、楽しいことやうれしいことだけでなく、辛いことや悲しいことも必ずあると思います。そんなときに、”人や物のせいにしないこと”と”感謝すること”、この2つの言葉を思い出してください。かむろ坂の桜も、ずっと皆さんを応援しています」と卒業生に門出の言葉を贈りました。
来賓として挨拶に立った濱野区長は、「皆さんがこれから活躍するために、一番大事なことは元気であることです。様々な困難を乗り越えて、一つ一つの経験をしっかりと吸収していくために、元気に毎日を過ごしてください。皆さんの将来が輝くものであることを祈っています」と、お祝いの言葉を贈りました。
続いて行われた「門出の言葉」では、卒業生全員が6年間の思い出を振り返り大きな声で発表。保護者や先生など、お世話になった皆さんへ感謝の言葉が伝えられました。卒業生から”巣立ちの歌””仰げば尊し”、在校生から”また会う日まで ~春の朝~””大空が迎える朝”などの歌を贈り合うと、せきを切ったように涙がこぼれる卒業生や在校生の姿も見られました。
退場する卒業生たちに、「継続」「笑」「勝」など一人ひとり違うメッセージが書かれた色紙が島崎校長から手渡されると、子どもたちは驚きながらもうれしそうに受け取り、笑顔で卒業式の会場を後にしました。