第8回ムサコたけのこ祭り 笠原シェフの「たけのこ汁」3,000食に大行列

更新日:平成31年4月14日

たけのこ汁を調理する笠原シェフ

たけのこ汁 配布の様子 濱野区長あいさつ おいしそうにたけのこ汁を食べる親子
フラダンスショー たけのこを購入する様子 顔ペイントに喜ぶ子ども

 「第8回ムサコたけのこ祭り」が平成31年4月14日(日)、東急目黒線武蔵小山駅前広場ロータリーで行われました。

 武蔵小山駅のある荏原地区は、かつて竹林が広がり、江戸時代にはタケノコの産地として知られていました。駅前ロータリーにあるタケノコを模した通気口や、荏原消防署のシンボルマークにタケノコが使用されるなど、現在もまちにはタケノコをモチーフにしたものが残っています。このことに着目し、地元商店街で構成される「武蔵小山商店街連合会」がタケノコをテーマに、7年前からまちおこしイベントとして開催を始めました。

 一番の目玉イベントは、先着3,000人に無料でふるまわれる「たけのこ汁」です。
 調理するのは、地元「武蔵小山」生まれで“予約の取れない店”でおなじみ「賛否両論」店主・笠原将弘さん(和食料理人)。第1回から「たけのこ汁」をふるまってきています。
 使用するのは、灰汁(あく)がなくておいしいと評判の千葉県大多喜町産のタケノコ。大多喜町産のとれたて野菜などとあわせて、直径2メートルもの大鍋「本田忠勝鍋」に入れ、笠原シェフが豪快に調理した様子は圧巻。
 大会セレモニーでは、笠原シェフが「今日は天候にも恵まれ、たけのこ汁を食べるのには最適。今日は平成最後のたけのこ祭り!!朝からたくさんの方が並んでいます。最後まで楽しんでください」と笑顔であいさつしました。

 この日、長蛇の列の前列で首を長くして待っていたのは区内在住の高橋響葵さん(9)。
「たけのこがシャキシャキしていて美味しい。野菜もたくさん入っている」と朝から2時間待ち続けた出来立てのたけのこ汁に大満足。

 駅前広場ロータリーは、たけのこ汁を楽しむ人で埋め尽くされ、用意された3,000食はおよそ1時間30分余りで配布終了となりました。

 駅前広場周辺では、「ムサコフェス」が開催され、ムサコマルシェや音楽イベントで盛り上がりました。
 また、大多喜町の物産コーナー「ふるさと市場」では、採れたての「たけのこ」300キログラムが販売されすぐに完売しました。