ボッチャのコロンビア共和国代表チームが品川区を表敬訪問

更新日:令和元年5月23日

全員で記念撮影

あいさつをする濱野区長 世界ランキング一位の実力を披露するグリサレスさん ボッチャチーム選手の3人 一番手前はコーチのオルテガさん
区長もボッチャに挑戦 品川区からオリ・パラグッズをプレゼント ボッチャチームの皆さんからも記念品をいただく
歓迎の花束をプレゼント 出迎えた職員たちと記念撮影 西五反田保育園の子どもたちを触れ合う選手たち

 

 ボッチャのコロンビア共和国代表チームが令和元年5月23日(木)、品川区役所(広町2-1-36)を訪れ、濱野区長と対談しました。

 区は、今年3月に同国のパラリンピック委員会と東京2020パラリンピック競技大会の事前キャンプ地に関する合意書を取り交わしており、同国ボッチャ代表チームは今月20日(月)から6月2日(日)まで品川区内で事前キャンプ中。区内の施設で練習などを行っています。
 
 今回、区役所を訪れたのは、現在のボッチャbc4クラス世界ランキング1位のEuclides Grisales(エウクリデス グリサレス)さんら選手3名と、コーチ・サポートメンバーらの計6人。区役所の入り口やエレベータ前に職員が集まり、横断幕を掲げたり、コロンビアの国旗を振って選手たちを歓迎しました。
 
 区長との対談では、選手を代表してGrisalesさんが「大会前に、日本に来られる機会をとてもありがたいと思っています。本番で自分たちの実力を発揮できるよう、パラリンピックに向けた事前準備をしっかりと行いたいです」と区長に感謝を伝えました。区長は「今回の事前キャンプでボッチャのスキルアップを図っていただくとともに、多くの品川区民をボッチャのファンにしてください」と笑顔で語りかけました。
 また、グリサレスさんがその腕前を披露するシーンも。ターゲットとなるボールにぴたりと寄せたり、「青のボールに当てて、赤が一番近いようにします」などと宣言したあとに、宣言通りの投球を見せてくれました。
 その後、区長もボッチャに挑戦しましたが、なかなか狙い通りの投球はできませんでした。競技の難しさを体験した区長に、グリサレスさんは「我々は毎日8時間練習しています。区長も一緒にいかがですか」とお誘いの言葉をかけていました。

 最後に、区からは手ぬぐいやフリクションペンなどの記念品が、ボッチャ代表チームからはコロンビアの建築物の写真集「COUNTRY HOUSES」がそれぞれ贈られ、対談は笑顔で終了しました。

 表敬訪問の後、選手たちは大崎第一区民集会室に移動し、公開練習を行いました。会場には、パラリンピアンを一目見ようと近隣住民や隣接している高齢者施設「さくら会」の皆さんが訪れ、世界トップレベルのプレーを楽しみました。また、西五反田保育園の子どもたちも手作りのコロンビア旗を手に応援し、ボッチャ体験、選手との触れ合いを楽しみました。
 なお、選手団は25日に第三日野小学校で開催するボッチャ大会にも参加し、地域の方たちと交流します。