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コロンビア共和国のパラ・パワーリフティング選手団が区立学校を訪問
更新日:令和元年6月28日
コロンビア共和国のパラ・パワーリフティング選手団が令和元年6月28日(金)、区立日野学園(東五反田2-11-1)と区立第三日野小学校(上大崎1-19-19)を訪れ、それぞれ2年生・6年生と交流しました。
区は今年3月、同国のパラリンピック委員会と東京2020パラリンピック競技大会の事前キャンプ地に関する合意書を取り交わし、同国パラ・パワーリフティング選手団は6月25日(火)から2週間、品川区内で事前キャンプ中。今回は区立学校2校を訪れ、子どもたちにパラ・パワーリフティングの魅力を伝えました。
学校を訪れたのは、コロンビア国内大会やアメリカオープン金メダリストのカスタニェーダ ベラスケス(姓)/ジョン フレディ(名)さん、カンティージョ ゲッテ(姓)/ハイネル ラファエル(名)さんら選手6人とコーチ、スタッフの計8名。午後に訪れた第三日野小学校には、今年の5月より同国特命全権大使に就任したサンティアゴ・パルド大使も訪れました。そのほか、日本パラ・パワーリフティング連盟の方もお手伝いに来てくれました。
まずは日本パラ・パワーリフティング連盟の方が、競技について説明しました。パラ・パワーリフティングの世界記録(310キログラム)は、健常者の世界記録を上回る重さであるという話をすると、子どもたちは心から驚いた様子でした。
選手たちが登場すると、その発達した上半身の筋肉に釘付けの子どもたち。試技で100キログラムのバーを選手たちが軽々と持ち上げると、大きな歓声が上がりました。
その後、複数のグループに分かれ、パワーリフティング体験と、選手たちへの質問コーナーを行いました。体験では、連盟の方のサポートの元、7キロや20キロなどのバーに挑戦。重さに顔を歪めながら精一杯腕を伸ばしていました。
午前中に訪れた日野学園では、グローバル給食事業も実施。子どもたちは一緒に食事を楽しみながら、身振り手振りで選手たちとコミュニケーションをとっていました。給食後の見送りでは、子どもたちから手作り金メダルがプレゼントされ、「東京2020パラリンピックで金メダルを取ってください。応援しています」と声をかけられると、選手たちは満面の笑みで応えていました。