「真夏の気温を2℃下げよう」品川保育園で打ち水

更新日:令和元年8月13日



  

  

 品川保育園(東大井5-8-12)で、令和元年8月13日(火)、園児たちが打ち水を体験しました。

 区は「真夏の気温を2度下げよう」をキャッチコピーとして、打ち水大作戦2019を実施中。この日の打ち水もその一環として行われました。

 打ち水大作戦は、江戸時代の庶民の知恵である「打ち水」で涼を取り、私たち一人ひとりが節電や低炭素化社会の実現について考えようと、平成18年(2006年)から実施。二十四節気の大暑(本年は7月23日)から処暑(8月23日)までの期間、各家庭や施設等で打ち水をして涼しく過ごそうという取り組みです。

 打ち水を行ったのは、にじ組(4歳児クラス)と、おひさま組(5歳児クラス)の園児27人。協力参加してくれた品川エトワール女子高等学校の生徒二人から、打ち水の作法や効果などの説明が行われると、園児たちは行儀よく耳を傾けていました。そして「始め」の合図とともに一斉に打ち水を開始。木製桶やバケツに張った水をひしゃくですくい、楽しそうに水をまくと、開始前に45℃あった地面の温度が、打ち水後に37℃まで下がりました。

 なお、区では区民の自主的な取り組みを支援するため、打ち水を実施する団体には、木製桶、ひしゃく、バケツ、のぼりの貸し出しを行っています。家庭や施設等での打ち水には、お風呂の残り湯などの再利用水を使いましょう。