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荏原第一中学校サッカー部が全国大会初出場 惜しくも初戦敗退
更新日:令和元年8月20日
















第50回全国中学校サッカー大会に区立荏原第一中学校(荏原1-24-30)のサッカー部が出場し、令和元年8月19日(月)にジェイテクトアリーナ奈良(奈良県橿原市畝傍町51)で開会式が、20日(火)にならでんフィールド(奈良市法蓮佐保山4-5-1)で第一試合が行われました。
初の全国大会出場を決めた荏原一中は、初戦で昨年度準優勝の強豪校・青森山田中学校と対戦しました。
当日、奈良は朝から土砂降りの雨で、選手たちは雨の中でのウォーミングアップを行いました。しかし、試合開始15分前の8時45分頃から雨は止み、時折太陽の光が差しこむほどの天気に。会場は選手たちの熱気と気温で、非常に熱を帯びていました。
円陣を組み、気合十分の選手たち。元気いっぱいに決戦のピッチに向かいました。
前半が始まり、激しい火花をちらし、ぶつかり合う両チームの選手たち。天然芝が大量の雨を吸ったため、ボールが思ったより転がらない、跳ねないといった悪いコンディションの中での試合となりました。強豪校が相手でしたが、荏原一中の選手たちは気負いも諦観もなく、ただひたすら勝利を目指して全力で戦っていました。
何度かピンチもありましたが、そのたびゴールキーパーの田中選手が体を張ってゴールを死守すると、品川区から駆け付けた保護者や地域の方々の応援団から大きな声援が送られました。
前半は0-0で折り返しましたが、後半に2点を失い、0-2で敗戦。荏原一中サッカー部の初めての挑戦は幕を閉じました。こらえ切れずに涙を流しながらピッチから引き上げてくる選手たちを、応援団は鳴りやまない拍手で温かく迎えました。
試合後、菊地洋至監督は選手たちに向けて、「最後まで勝つことをあきらめずに、本当によく戦った。勝たせてあげられなかったのは、俺の責任。練習してきた成果は、みんなしっかり発揮できていた。お前たちは俺の夢であり、誇りだ。胸を張って品川に帰ろう」と熱くメッセージを送りました。