（公社）東京都品川歯科医師会・（公社）東京都荏原歯科医師会が主催する「令和元年度 8020(はちまるにいまる)・9016(きゅうまるいちろく)達成顕彰式」が令和元年10月17日(木)、区役所講堂で行われました。

　8020運動は、厚生労働省が歯の健康づくりを推進するために平成4年度から提唱している事業です。品川区では、8020運動の意義を広く区民に周知し、区民の口腔健康管理の増進に寄与するとともに、9016顕彰を設けることにより、生涯を通じた歯の健康づくりを奨励することを目的に、両歯科医師会の主催で、8020顕彰を平成8年度から、9016顕彰を平成20年度から実施しています。8020は、80歳以上で歯が20本以上ある方、9016は、90歳以上で歯が16本以上ある方が対象です

　本年度の達成者は計343人(8020達成者 285人、9016達成者58人)。最高齢は、25本の歯をお持ちの99歳の方です。　

　式では、主催者の東京都品川歯科医師会 服部 秀彦 会長と、東京都荏原歯科医師会 鈴木 治仁 会長がそれぞれ式辞を述べた後、濱野区長が来賓を代表し「今日お越しの皆さんがお元気にお過ごしであることを、一目見て感じることができます。それは歯が丈夫で、食事からしっかりと栄養をとっているからだと思います。皆さんの持っている元気をご家庭のために、そして地域のために生かしていただければ幸いです。そのためにもこれからも歯を大事にしてお過ごしください」と祝辞を送りました。

　また、今回8020を達成した成嶋 敏子さんが、出席者を代表して「このような顕彰をいただき大変光栄です。これからも後進の手本となるよう、努力していきたいと思います」と謝辞と今後の抱負を話しました。