大井第一小学校でイタリアンシェフが食育授業

更新日:令和元年10月24日

神保シェフが教える様子

乾物についての講義 実食する様子 実食する様子

パスタ作りをする様子 出来上がったパスタ 会場の様子

日本にある様々な乾物 パスタ作りのアドバイスを受ける様子 乾物の匂いをかぐ生徒の様子

 品川コミュニティスクール(※)の取り組みとして行われた家庭科の授業が令和元年10月23日(水)・24日(木)の二日間、大井第一小学校(大井6-1-32)で実施され、6年生4クラス計134人が参加しました。

 本授業は、日本の伝統食材である乾物の歴史、製法等の知識を学び、実際に乾物を食材とした調理を行うことで、乾物の食文化を理解することを目的に行われました。
 しながわCSR推進協議会会員である「株式会社日本アクセス」の協力のもと、イタリアンレストラン HATAKE AOYAMA のイタリアンシェフ 神保佳永シェフが講師を務めました。
 
 講義では、日本には、様々な乾物があり昔から保存食となっていることや、うまみ成分が豊富で色んな食材の味が楽しめることを学びました。実際に、かんぴょう・ひじき・にぼしなどの乾物に触れ、匂いを嗅いでどのような乾物が日本の食材として使用されているのかを体験しました。

 続いて、「まかせてね 今日の食事」をテーマに、イタリアの乾物であるドライトマトとボルチーニ茸を食材としたパスタの調理実習を行いました。
 児童は「乾物が保存食だと知らなかった。家でパスタは作ったことあるけど、乾物を使用したパスタ作りは初めてで美味しかったです」と話していました。

 神保シェフが大井第一小学校で食育授業を行うのは、去年に続き2回目です。
 「大井第一小学校の子どもたちは、とても素直で良い子たちだと感じています。料理を一緒に作りながら、子どもたちに食べることの楽しみや美味しさなどを体感してほしいです。また、食材の匂いを嗅いだり触ったりと、五感を使いながら学んでもらいたいです」と食育授業を続けている思いを話しました。

※品川コミュニティ・スクール
 これからの世の中を生き抜く力を育てるために、地域と学校が連携して子どもたちを育てる仕組み。