子ども・若者シンポジウム2019開催

更新日:令和元年11月9日



第二部 パネルディスカッション

第一部 基調講演 第一部の講師 パネルディスカッションの様子

パネリスト 井出さん(右)と中塚さん パネリスト 中塚さん モデレーターの河津さん

  チラシ 会場の昭和大学上條講 参加記念品 手提げバック

 品川区は令和元年11月9日(土)、品川区子ども・若者シンポジウム2019を昭和大学上條講堂(旗の台1-9)で開催し、約200人が参加しました。

 コミュニケーションを図る機会が減り、関係性が希薄化した今の社会において、生きづらさを感じる子ども・若者が多く存在していることから、同シンポジウムでは、「自分らしく生きる-孤独と共生を考える-」をテーマに、「関係性」や「つながり」に焦点をあてながら、“自分らしい生き方とは何か”などを考えることを目的に初の開催となりました。

 第一部では、「医師の立場から見る子ども・若者のこころ」をテーマとし、児童精神科医の田中 哲さんを講師に招き基調講演を実施。また、第二部では、「社会の変遷と若者たち~これから私たちができること」をテーマとし、パネルディスカッションを実施しました。パネリストとして社会学者の井出 草平さん、子ども・若者応援ネットワーク代表の中塚 史行さん、基調講演の講師を務めた田中さんのほか、モデレーターとして品川区子ども・若者計画専門委員会委員長の河津 英彦さんが登壇しました。

 事業を担当する廣田課長は「品川区では“子ども・若者が社会的自立を目指し、すべての人と支えあい、ともに生きていくまち”を理念としています。今回のシンポジウムをとおして、自助・公助・共助の観点から、それぞれが何をするべきか、どうしていくべきかを考えるきっかけとし、子ども・若者施策のより一層の充実を図っていきたい」と話しています。