品川区の歴史的・魅力的な建築物を限定公開!「オープンしなけん2019」開催

更新日:令和元年11月30日

 雉子神社の天井画の写真を撮る参加者

 高村看板ミュージアムを見学する様子   寄木神社で解説を受ける様子   雉子神社

 昔は交番だった建物を見学するツアー参加者   寄木神社で撮影する参加者   高村看板ミュージアムの展示品

 寄木神社   旧東海道の建築物をツアーでまわる参加者   白雉子ビルディング

   品川区は、「オープンしなけん 2019 vol.2」を令和元年11月30日(土)に開催しました。

 このイベントは、区内の歴史ある建築物を所有者の協力を得て1日限定で公開し、建築物の新たな魅力に気づくことや身近な建築の楽しみに触れることを目的に品川区が実施。今年の3月の開催に続き、今回で2回目の開催となります。

 この日公開された建築物は、杉野記念館や茶室「有時庵」など全12カ所。
 桜田通りに面した11階建のビルに内包され、竣工当時は新しい都市型の神社として注目を集めた雉子神社(東五反田1-2-33)では、今回特別に拝殿を公開。季節折々の鳥の姿が描かれた天井画を見ることができ、多くの見学者が訪れました。

 また、関連イベントとして建築の専門家である東京建築アクセスポイントのナビゲーターが案内する「しながわ魅力発見ツアー」全4コースも開催しました。「建築の旧東海道を歩む」ツアーでは、ナビゲーターから旧東海道にある看板建築や場所の個性を大事にしたリノベーション建築など見どころの解説をうけ、参加者は新たな建築物の魅力を堪能。
 ツアーに参加した女性は「普段は通り過ぎていた建物が昔は交番だったなど、解説を聞きながら巡ることができたことや、非公開の神社の拝殿も見学することができ、新たな旧東海道の魅力を発見できた」と話し、ツアーを満喫した様子でした。