千葉県大多喜町と災害時における相互援助に関する協定を締結

更新日:令和元年12月9日

協定書をもつ大多喜町の飯島町長と濱野区長

協定締結にあたりあいさつする濱野区長 協定締結にあたりあいさつする飯島町長 両自治体幹部職員

握手する飯島町長と濱野区長 協定書に署名する飯島町長と濱野区長 取り交わされた協定書

 品川区は、千葉県夷隅郡大多喜町と「品川区と大多喜町との災害時における相互援助に関する協定」の締結に合意し、令和元年12月9日(月)品川区役所で協定締結式を行いました。

 この協定は、大規模災害が発生した際の応急物資の提供、職員派遣の体制構築や被災者の受け入れなどについて、両自治体において相互の応援体制強化を図ることを目的としています。 

 品川区と大多喜町は、平成24年春に東急目黒線武蔵小山駅前で開催された「ムサコフェス」で、大多喜町からタケノコの提供を受けたことがきっかけとなり、交流がスタートしました。このような縁もあり、「災害時はお互いに協力する体制を構築したい」という双方の思いから、今回の協定を締結する運びとなりました。

 濱野区長は、「武蔵小山のイベントで、大多喜町のタケノコを作った『たけのこ汁』を区民の皆さんがおいしそうに召し上がっている光景はとても印象深いものです。この度、大多喜町と協定を締結できたことをとてもうれしく思います」と話すと、大多喜町の飯島 勝美町長は「大規模災害が発生した時、一つの自治体で出来ることも限られてくるので、ぜひお互いの協力関係を築きたい」と協定の意義を語りました。

 なお、品川区が他自治体との間で締結した災害時における相互応援協定は、本協定で9件目(53市区町村)となります。