区内2施設が東京都特定給食施設等栄養改善知事賞を受賞

更新日:令和元年12月20日

全員で記念撮影

昭和大学病院 表彰 ケアセンター南大井 表彰 品川保健所長 あいさつ

 品川区内の2施設が令和元年度東京都特定給食施設等栄養改善知事賞を受賞し、令和元年12月20日(金)に品川区保健所長から感謝状が贈呈されました。

 同賞は、栄養改善に貢献し、都民の健康の保持増進に著しく寄与した優良な給食施設へ東京都より贈られるもので、昭和大学病院(旗の台1-5-8)と社会福祉法人さくら会介護老人保健施設ケアセンター南大井(南大井5-19-1)の2施設に授賞されました。品川区内の施設が受賞するのは平成27年度以来です。

 昭和大学病院は、重病者や高齢者を含めた患者に毎食500食以上を提供するなかで、個々にあわせたきめ細やかな栄養指導を行っていることや、年に6回の食事に関するアンケート調査を行い、提供する食事の味付け・盛り付け・温度などの課題を抽出し、すぐに改善に取り組んだりする姿勢が評価されました。6~7年前までは50%台だった満足度も、現在は80%を達成するなど、他の模範となる給食施設となっています。
 ケアセンター南大井では、入所時に行う嚥下(えんげ:口に入れた食べ物を歯でかんで飲み込むまでの一連の動作)評価を基に、柔らかさの異なる6段階の食種を個人に合わせて選ぶといった利用者に合わせた食事提供や、食事をすることの楽しさを感じてもらうために実施している月に2回の”作りたて熱々の特別食”などの取り組みのほか、退所後も利用者が適切に食事をとることができるよう、近隣の病院や高齢者施設と行っている地域連携の仕組みを確立したことなどが認められ、受賞に至りました。

 区としても引き続き、施設利用者の健康増進のために積極的に取り組みを行う給食施設を支援していきます。

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 社会福祉法人さくら会介護老人保健施設ケアセンター南大井のホームページはこちら(別ウィンドウ表示)