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しながわ防災学校 防災カフェ「ペットの防災~地震が起きた!その時ペットは?~」を開催
更新日:令和元年12月22日







しながわ防災学校 防災カフェ「ペットの防災~地震が起きた!その時ペットは?~」が、令和元年12月22日(日)に浜川中学校(東大井3-18-34)で実施され、区民16人が参加しました。
”しながわ防災学校 防災カフェ”は、様々な講義や体験を通じて、防災に関する知識や技術の習得を図り、しながわの地域防災力を向上させる人材の育成を目的に実施しています。
講師は、災害時に人と動物が同行避難し、ともに調和して避難生活をおくることができるよう、さまざまな啓発活動などを行っているNPO法人 ANICE(アナイス)の代表である平井 潤子さんが務めました。同行避難の実態や課題、ペットを飼っている方と飼っていない方双方の考え方、災害に対する日ごろからの備えの必要性などについてスライドを用いて丁寧に解説すると、参加者は熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
講義後のワークショップでは、校庭などを参加者全員でチェック。実際に災害が起きた際にどのようにペットを受け入れるか、どこで避難生活を送ることが可能かなどを考えながら見学しました。
その後4つのグループに分かれ、飼い主同士が協力して活動できる仕組みづくりとして、避難所でペットを受け入れる際の方法や課題などの検討を実施。先ほど見学をしたときの情報を基に、同行避難者の受付はどこに設置するのがよいか、避難生活を送る上でどんなことに配慮が必要かを話し合いました。
参加者の方からは「ペットを飼っている者として、災害が起きた時にどうすればよいのかをもう一度振り返る機会を作ることができました」「自分で普段からしっかりと準備をすることの必要性を感じました」といった意見が出るなど、ペットの防災対策について考える機会となりました。