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日本語教室に通う外国人生徒が防災訓練に参加
更新日:令和元年6月11日
公益財団法人品川区国際友好協会が開催している日本語教室に通う外国人生徒を対象に、令和元年6月11日(火)に防災訓練を実施しました。
日本語教室に通う外国人に防災に対する知識やいざというときに慌てずに行動ができることを目的に毎年実施しており、中国やベトナム、アメリカなど区内在住の外国人49人が参加しました。
まず、参加者は、やさしい日本語と英語で説明を受け、「しながわ防災体験館」のシアタールームで東日本大震災や阪神淡路大地震の教訓などを題材にした防災に関する映像を英語字幕つきで視聴し、「自分の命は自分で守る」をテーマに地震や火災、大雨など緊急時に家庭でできる対策などを学びました。
続いて、初期消火訓練を体験しました。
参加者は、消火器の取り扱いの説明を受け「火事だ!119番お願いします」と日本語で声をかけながら、画面に映し出された火にむけ一斉に放水しました。初めて体験する参加者も多く、真剣な表情で職員の説明に耳を傾けていました。
最後は、緊急地震速報と東日本大震災などの揺れを体験できる地震体験車に乗車。
震度7の体験では、想像以上の揺れに驚いた様子でした。
上海出身のワン ペィリーさんは「母国では地震が少ない。初めて訓練を体験したが、実際に災害が起きたら怖い。消火器の使い方など学ぶことができて良かった」と話し、外国人の防災意識も高まった様子でした。