伝統の技と味「しながわ展」開催

更新日:令和2年1月25日

親子で職人の技を見学する様子
伝統の味を楽しむ来場者 テープカットの様子 桑村副区長のあいさつ
仏像彫刻体験の様子 職人から太鼓のたたき方を教わる来場者 こだわりの商品「サンドウィッチ」
伝統の味を味わう親子 こだわりのお茶を販売 和菓子をつくる職人
大道芸に子どもが挑戦する様子 提灯文字 和裁を披露する職人

 「伝統の技と味 しながわ展」が令和2年1月25日(土)・26日(日)の2日間、きゅりあん(大井町駅前)で開催されました。

 このイベントは、区内で育まれた伝統と歴史をもつ職人の技と味を、多くの方に知ってもらおうと毎年開催。品川区伝統工芸保存会会員と区内の味の老舗が一堂に会しました。

 初日には、開会前のセレモニーで桑村副区長が「平成2年から始まったこのイベントは、多くの方にご来場いただき30回を迎えます。東京2020大会のエンブレムには市松模様がデザインされています。今年の東京2020大会を機に、また日本の伝統文化が注目をあびればと思います。今日は、素晴らしい商品や実演がみられると思いますので、皆さん楽しんでください」とあいさつし、テープカットが行われました。

 「伝統の技」では、江戸切子、日本刺繍、提灯文字などの品川区伝統工芸保存会の職人の実演ブースや作品が並びました。
 また、25日には、職人が直接指導する実技教室「ふれあい教室」では、石膏でつくる仏像「仏像彫刻」を実施。
 参加者は「彫刻は難しいと思っていましたが、間近で職人の方から教えてもらえるので挑戦してみました。楽しみながら貴重な体験ができました」と話し、職人の歴史ある伝統の技を実際に体験しました。
 
 「伝統の味」では、お茶、和菓子、パンなど区内の長年愛されてきたお店がこだわり商品を販売。
 区内在住の夫婦は「各地域の美味しいお店が集まるので毎年来ています。普段はなかなか行けない地域の商品も味わえるので大満足です」と舌鼓を打ち、笑顔をみせていました。

 また、会場には、職人の出張授業で小学生が製作した作品の展示や25日限定販売の「弁当フェア」、しながわ2020ブースなど様々なブースが出店し、大勢の来場者でにぎわいました。