川崎宿~間の宿 美原~品川宿 東海道おたのしみウォーク開催

更新日:令和2年1月26日

昔風の衣装で記念撮影

お茶と安倍川餅のプレゼント ガイドと一緒に六郷神社を見学 龍馬像のガイドを聞く参加者
はねぴょんと一緒に記念撮影 美原通りのお菓子処 大黒屋さんの中に設置されたスタンプ ゴールの品川宿交流館では品川汁が振る舞われた

 
 東海道かわさき宿交流館(川崎市川崎区本町1-8-4)から品川宿交流館(北品川2-28-19)までの約11キロの道のりを、スタンプラリーと各スポットでのイベントを楽しみながら歩く”東海道おたのしみウォーク”が令和2年1月26日(日)に開催され、100人を超える参加者がまち歩きを満喫しました。

 およそ400年前、徳川家康が整備した五街道のひとつ「東海道」。そのいにしえの名残を探しながら、昔の面影が残る東海道の散策を楽しんでもらうことを目的に企画されたイベントです。品川区と大田区の共催で、運営はしながわ観光協会と大田観光協会が行っています。
 
 この日は最低気温が3度を下回り、午前中は小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、朝10時の受付開始前から30人以上の参加希望者が集まりました。

 参加者は、「東海道エリアガイド」を見ながら各自で歩き、区間5カ所に設置されている浮世絵スタンプを押していきました。また、道中の各スポットでは、六郷神社や龍馬像のガイドを聞いたり、あべ川餅を味わったりと、思い思いにイベントを楽しんでいる様子でした。
 ゴール地点となる品川宿交流館では、スタンプを集めた参加者に記念品がプレゼントされたほか、青森県むつ市の郷土料理である品川汁(豆腐をすりつぶして味噌・出汁でのばした汁に、たくさんの野菜やきのこを入れたもの)が無料で振る舞われ、冷えた体に染みるその温かい味わいに舌鼓を打っていました。
 
 「歩いてみて初めて分かることなどがたくさんあり、とても楽しめました」「寒い中スタッフの皆さんがとても温かく接してくれて、最後まで歩き切ることができました」と、皆さん笑顔で感想を話してくれました。

 スタンプラリーは2月2日(日)まで、実施しています。ご興味のある方は東海道に残るいにしえの風情を楽しみながら、散策してみてはいかがでしょうか。