二葉幼稚園児がルーマニア大使館職員と国際交流

更新日:令和2年2月7日

シルビアさんと一緒にマルツィショールの紐を作る園児

ルーマニア大使館のシルビア秘書 スライドを用いてルーマニアの文化を解説 山崎園長もルーマニアの衣装で登場
紐づくりに挑戦する園児たち 完成した紐を見せてくれた園児たち 先生たちに手伝ってもらいながら挑戦
お礼に「笑顔がかさなれば」を披露 山崎園長から記念品をプレゼント 園児たちとハイタッチしながら退室するシルビアさん 


 二葉幼稚園(二葉1-3-40)の年長児70名とルーマニア大使館員との国際交流学習が、令和2年2月7日(金)に、同園で行われました。

 この活動は、オリンピック・パラリンピック教育「世界ともだちプロジェクト」の一環で実施されたもので、世界の様々な人種や言語、文化、歴史などを学び、様々な価値観を尊重することの重要性を理解することを目的としています。

 同園を訪問したのは、ルーマニア大使館(港区西麻布)のシルビア・チェルケアザ秘書。ルーマニアの民族衣装に身を包んだシルビアさんが入場すると、子どもたちは大きな拍手で迎えました。
 始めに、ルーマニア語で「こんにちは」を意味する「ブナ・ジワ」、「ありがとう」を意味する「ムルツメスク」と、簡単なあいさつを紹介。子どもたちも聞きなれないルーマニア語を一生懸命に真似ながらあいさつを行いました。
 
 続いて、シルビアさんがスライドを使ってルーマニアを紹介しました。国の位置、自然、食文化などの紹介に、15世紀に実在したヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)という人物がドラキュラのモデルであること、そのヴラド一族の居城で、”ドラキュラ城”と呼ばれているブラン城を紹介すると、子どもたちは興味津々に目を輝かせていました。

 最後に、3月1日に男性が女性に小さなプレゼントと赤と白でよられた紐を贈るマルツィショールという風習を説明しました。 シルビアさんが用意したたくさんの赤と白の毛糸を取り出し、子どもたちに「一緒に作ってみませんか?」と提案すると、みんな元気いっぱいに「はい!」と挙手。シルビアさんや先生方にやりかたを教わりながら、子どもたちは夢中で作り、一人一本ずつ紐を完成させました。

 子どもたちからはお礼として「笑顔がかさなれば」の歌のプレゼントがありました。シルビアさんは、「ルーマニアという国を少しでも好きになってもらえたらうれしいです。みんなが大きくなったら、ぜひ一度遊びに来てくださいね」と笑顔で語り掛け、国際交流は幕を閉じました。