ビルの谷間のたくあん祭~お新香の逆襲~ 大崎駅東西自由通路 夢さん橋で開催中

更新日:令和2年2月14日

たくあんの食べ放題を楽しむ人々

たくあんに合わせるお酒を選べる 華道家 中田先生の作品を楽しむ女性 多くの人々でにぎわう会場
夢たくあんグランプリにエントリーしているたくあん 豊岡市や上山市のブースも出店 たくあんに関連した変わり種パンも


 たくあんで日本を盛り上げるイベント「ビルの谷間のたくあん祭 ~お新香の逆襲~」が、令和2年2月14日(金)・15日(土)の2日間、大崎駅南口改札前東西自由通路(夢さん橋)で開催されています。

 江戸時代、たくあんを考案したといわれる沢庵宗彭(たくあん そうほう 1573~1645)和尚。徳川三代将軍家光が、沢庵のために1638年に創建したお寺が東海寺(北品川3-11-9)。そして、沢庵が眠るのが東海寺大山墓地(北品川4-11-8)で、現在「沢庵墓」として国指定史跡となっています。それぞれ、大崎駅から徒歩で20分圏内にあるということから、いわば "たくあんの発祥地" ともいえる大崎駅周辺で、平成30年から同イベントは開催されています。沢庵和尚の生涯に縁の深い、兵庫県豊岡市出石町の「宗鏡寺 沢庵夢見の会」、山形県上山市の「一般社団法人上山市観光物産協会」と「大崎たくあん会」の共催。昨年は2日間でおよそ4万人が来場しました。

 秋田のいぶりがっこや徳島の阿波たくあんなど、全国のたくあんを購入できるたくあん販売コーナーのほか、上山のたくあんをトッピングした餃子や、秋田のいぶりがっこと大崎のパン屋「ぱすこ」がコラボしたパンなど、変わり種の商品も大人気です。
 また、「ご飯」「日本酒」「ワイン」「お茶」のいずれかを100円で買うと、全国各地20種類のたくあんが食べ放題の”夢たくあんグランプリ”も同時開催。参加者が試食後にお気に入りのたくあんに投票し、今年の夢たくあんグランプリを決めます。グランプリは、2月15日(土)の午後4時30分に発表されます。
 その他、草月流生け花作家の中田和子さんによる「たくあんいけばな」も展示されています。今年はバレンタインデー特別企画として、大きなハートをあしらった作品となっており、多くの来場者が足を止めていました。

 たくあん祭は明日15日(土)も正午から午後5時まで開催されます。ぜひ、お越しいただき、個性豊かなたくあんの味と可能性をご堪能ください。