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モンゴル高専卒業生2名が区内製造業へ就職
更新日:令和2年1月16日







区内製造業の藤村電器株式会社(荏原5-10-13)が、モンゴル高専の卒業生 ムングン・オチルさんとチュルーン・エルデネさんを社員として受け入れることになり、1月16日(木)、入社式を行いました。モンゴル高専卒業生の品川区内企業への就職は、今回が2社目となります。
二人は平成31年1月、同社のインターシップに約2週間参加し、令和元年6月、モンゴル高専第1期生として卒業しました。
入社式では、最初にムングン・オチルさんが「日本で初めて働くことになって緊張しています。モンゴル高専、国、家族の期待に応えるように頑張ります」と挨拶。続いて、チュルーン・エルデネさんが「今日から藤村電器の社員となりました。一生懸命がんばります。よろしくお願いします」と、それぞれが力強く抱負を語ると、先輩社員たちの大きな拍手で歓迎されました。
新入社員2人に工場を自ら案内していた同社の下村 博 代表取締役社長は、「二人が立派な社会人として成長できるよう、我々社員でしっかりサポートしていきたい。今後、機械加工の業務に携わってもらう予定ですが、これからの活躍に期待しています」と、笑顔で話していました。
※モンゴル高専は、国際的に活躍できる人材の育成およびモンゴル国の発展に寄与する工学人材の育成を目指し、平成26年9月に開校。
区は、技術者不足に悩む区内製造業の人材確保と技術者の育成、および事業の継続を支援するため、日本の高等専門学校をモデルに開設されたモンゴル高専生の区内製造業への就職支援等に取り組んでいます。インターンシップはこの一環で実施しています。
昨年度のインターンシップに参加した学生のうち1名が昨年10月、区内製造業に就職しています。