区立中学校・義務教育学校で卒業式 鈴ケ森中学校では104人が卒業

更新日:令和2年3月26日

卒業式の様子

卒業生代表のあいさつ 卒業式の様子 男子生徒の様子
学校長式辞 卒業生合唱の様子 卒業生を送りだす担任の先生
退場する卒業生 卒業証書授与 校歌合唱をする女子生徒

 区立中学校9校と義務教育学校6校で令和2年3月19日(木)、卒業式が行われました。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、各校規模を縮小して実施されました。

 鈴ケ森中学校(南大井2-3-14)では、保護者や同校教員が見守るなか、3クラス104人が卒業しました。 

 卒業生は、担任から一人ひとりの氏名が読み上げられ、代表で卒業生総代の生徒が、黒田校長から卒業証書を手渡されました。
 黒田校長は、式辞の中で「卒業生の皆さんは、体育祭や文化祭など全校生徒をリードしてくれました。これまでの卒業生が、後輩である皆さんに託した思いをしっかり受け継いでくれました。これからの人生の中でピンチが起きた時は、ポジティブに考え、周囲の意見に耳を傾けるなど、ピンチをチャンスに変えることを忘れないでほしいと思います」と卒業生に門出の言葉を贈りました。

 また、在校生代表は「先輩は、普段の何気ない会話の中で相談にのってくださり、話すだけで明るく前を向くことができました。私たちは、先輩方に思いやりや優しさ、集団での振る舞いなど、たくさんのことを学びました。先輩方が築き、守ってきた鈴ケ森中学校の良き伝統を受け継ぎ、先輩として尊敬される存在になり、私たちの良さを交えてより良い学校にしていきます」と送辞を述べました。

 卒業生代表は「たくさんの人に支えられながら、かけがえのない仲間と3年間を過ごすことができました。そして誰よりもそばで支えてくれた両親に感謝します」「文化祭では、生徒がそれぞれ持っている個々の強みを生かし成功することができました。また、互いの信頼を高め居心地の良い環境を作れたと思います。大切な仲間たちと鈴ケ森中学校での3年間、ここで築きあげた絆を胸に秘め、僕たちはそれぞれの道へ歩き出します」とこれまでの思い出を振り返るとともに、先生、学校関係者、保護者、お世話になった地域の皆さんへ心から感謝の言葉を述べました。
 
 続いて、「大地讃頌」「結」「証」を卒業生の指揮とピアノ伴奏で合唱。最後に、保護者や在校生代表、学校関係者の大きな拍手で見送られ、式典は幕を閉じました。