第10回「品川区2020年オリンピック・パラリンピック推進本部」会議が令和2年3月27日(金)、区役所で開催されました。

　同推進本部は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け、様々な課題について調査・検討を行うとともに、全庁的な情報の一元化・共有を図り、事業化を決定していくことを目的に、平成27年4月1日に設置されました。濱野区長が本部長を務め、全部長級職員により構成されています。

　冒頭、濱野区長は「この本部会議は、各組織が情報を共有して密接な連携を図り、課題を迅速かつ的確に対処するために実施しています。新型コロナウイルスの影響により、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、開催が2021年に延期となりました。各所管では、関連事業を予算化していますので、しっかりと対応をお願いします」とあいさつしました。

　続いて、副本部長の和氣副区長より、指示事項が示されました。大会開催に関わる事業、開催期間内に予定していた事業などは、執行を停止し、開催日時の情報を睨みながら計画を練り直すことや、ホッケーなどの競技の周知・普及、スポーツ振興を目的とする体験教室などは計画通り実施することなどが伝えられました。
　また、予定されていたオリンピック聖火リレーは、スタートせず今後の対応を検討することや、現在決定している聖火ランナーの方々に優先的に走行できるよう検討していることなど、国・都・組織委員会の大会に関する動きについても報告がありました。
　最後に、区内の関連事業について情報共有を行い、本部会議は終了しました。

　東京2020年オリンピック・パラリンピック競技大会は開催延期となりましたが、品川区は、東京2020大会開催に向け、今後も全庁をあげてスポーツ・文化・まちづくりなど区の魅力を発信していきます。