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コロナを吹き飛ばせ 106匹のこいのぼり 新秋の空に舞う
更新日:令和2年9月5日
品川区立三木小学校(西品川3-16-28、白倉 直明 校長)の伝統行事「こいのぼり上げ」を令和2年9月5日(土)に開催しました。
この行事は、児童に子どもの日の由来を伝え、心身ともに健康になることの大切さを実感してもらおうと昭和58年(1983)の同校開校60周年を記念行事として始まり、今年で38回目。
最初は28匹だったこいのぼりもPTAや同窓会、地域の方などから寄せられたものも含め今年で105匹になりました。
例年、4月に実施していましたが、新型コロナウイルスの影響により延期。児童がコロナに負けず元気に学校生活を送れることを願い、この日実施することになりました。
はじめに白倉校長が子どもたちに「多くの方にご協力をいただいて伝統をつなぐことができています。皆さんも在校生にむけ、しっかりと引き継げるよう活動してください」と挨拶しました。
こいのぼりを上げる大役は、6年生。同窓会会長から新しいこいのぼり1匹(約5メートル)が贈られ、PTAや同窓会の方たちから結び方を教わりながら全てのこいのぼりに次々とロープを結びつけました。
続いて、屋上にロープを結び付け、児童たちが持っていたこいのぼりを放すと、色鮮やかなこいのぼりが元気よく青空へ舞い上がりました。
6年生の代表児童が「こうしてまたこいのぼりを見ることができてうれしいです。同窓会、地域、PTAの皆さまが、子どもたちが元気に安全に成長できるようにと思いを込めて毎年協力してくれることをうれしく思います」と笑顔で感謝の気持ちを伝えました。
また、同校同窓会の山田会長は「季節外れですが、こいのぼりも空に舞うと気持ちよさそうです。みなさんもそれを感じて、様々なことににチャレンジして頑張ってほしいです」と子どもたちに向け話しました。
こいのぼりは、今年も地域に見守られながら、9月14日(月)まで、新秋の空の下、三木小学校の校庭を元気いっぱいに泳いでいます。