おっきく育て!立会小学校で品川カブの学習と種まき

更新日:令和2年9月9日

穴を空けて種まきをする子どもたち

出前授業で講師を務めた大塚さん 授業を聞く児童たち 品川カブの種を手に取る児童
藤安さんから説明を受ける 植える前の種を見せる子どもたち 「大きくな~れ」と声をかけながら土をかぶせる

 区立立会小学校(東大井4-15-9)で令和2年9月8日(火)、2年生の児童を対象に品川カブについて学ぶ出前授業が行われました。

 品川カブは江戸時代に品川宿周辺地域で栽培されていたカブの一種。長さ20センチメートルほどで見た目は大根に近く、主に漬物などに加工されていましたが、明治以降は生産が減り文献上のものとなっていました。

 この出前授業は生活科の一環で、品川カブを復活させた大塚 好雄さんを講師に招いて実施。児童たちは大塚さんから品川カブの歴史や江戸野菜についての説明、畑づくりから種まき、収穫までの流れを学びました。

 そして翌9日(水)には、有限会社田舎の学校の藤安 義雄さんを講師に招き、種まきを実践。3クラス99人を5~6人のグループずつに分け、順々に種をまいていきました。
 大塚さんに教わった通りに第一関節までを使って土に穴を空け、優しく種を入れた後、土を被せながら「大きくな~れ」と声をかける子どもたち。中には「おいしくな~れ」と声をかける子もいて、その成長に早くも胸を膨らませている様子でした。