再生可能エネルギー100%へ!鼎談 on レース・フォー・ウォーター号

更新日:令和2年9月25日

会談の様子

船や船員の紹介 デッキに出て再エネの仕組みを見学 海洋プラスチック問題提起のVTRを視聴
操縦室も見学 意見交換の様子 船と一緒に記念撮影


 「2050年のサステナブル目標~エネルギーを再エネ100%へ~ 鼎談 on レース・フォー・ウォーター号」が令和2年9月25日(金)に、天王洲アイル京浜運河に停泊しているレース・フォー・ウォーター号内で行われ、サラヤ株式会社(「再エネ100宣言 RE Aciton」企業代表)・株式会社丸井グループ(「RE100」企業代表)・品川区の3者で再生可能エネルギー普及などのテーマについて討議しました。

 鼎談の会場となったレース・フォー・ウォーター号は、海洋に関する環境保全団体”レース・フォー・ウォーター”財団が所有し、海洋プラスチック汚染に関する調査を行うプロジェクトに参加する研究員たちが乗船するもので、太陽光や風力発電、また海水を真水から水素に変換し燃料電池に蓄電するなど、100%再生可能エネルギーかつ二酸化炭素排出ゼロで航海しています。 

 今回の鼎談は、そのレース・フォー・ウォーター号が東京に寄港することを契機に、その船上で行政と再エネを推進する企業が再生可能エネルギーをテーマに討論することで、再生可能エネルギー普及に関する機運醸成やそれぞれの団体の取り組みの普及につなげることを目指し、NPO法人 ゼリ・ジャパンと「再エネ100宣言 RE Aciton」の共催で行われました。

 船内の設備を見学した後、鼎談がスタート。株式会社テレビ朝日の山口 豊アナウンサーがコーディネーターを務め、サラヤ(株)の更家 悠介 代表取締役社長と(株)丸井グループの関崎 陽子 サステナビリティ部長、和氣副区長の3人が、再生可能エネルギー100%達成目標の実現可能性・再生可能エネルギー普及へのそれぞれの意思表明など、率直に意見交換を行いました。

 和氣副区長は、「環境問題は企業・行政・区民が緊密な連携をとり、チーム品川として取り組まなければならないと考えています。新型コロナの流行はとても深刻なものですが、コロナ禍でCO2排出量が減少しているというデータもあります。この時勢を逆に、生活様式を見直す一つのチャンスと捉え、区民の方への支援をしっかりと行いながら、環境問題についても一歩一歩前進していきたいです」と思いを語りました。

 
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