「落語で楽しく学ぶ 事業承継セミナー」を実施

更新日:令和2年10月16日

小林 工さんによるセミナー

小林さんによる落語 内藤 博さんによる講演 間隔を空けて座る観客

 「落語で楽しく学ぶ 事業承継セミナー」を令和2年10月16日(金)に大井町駅前のきゅりあん小ホールで開催しました。

 品川区は後継者問題を抱えている区内中小企業をサポートするために、事業承継セミナーや後継者塾の開催、専門家による訪問相談等の事業を実施しており、今回のセミナーはその支援事業のひとつ。常時換気を徹底する、定員を収容人数の半分以下の80人に設定し座席の間隔を空けるなど、新型コロナウイルス感染症対策をとった上で行われました。

 はじめに講師を務めたのは中小企業診断士・事業承継士の資格を持つ小林 工さん。大学時代の落研経験を生かし、「落語で楽しく学ぶ 事業承継セミナー」を行っています。
 この日の演目は”置泥(おきどろ)と団子屋”。古典落語の”置泥”に事業承継の創作落語を盛り込んだ古典+創作の落語です。落語を披露した後、落語の中に登場したお客の途絶えた団子屋が繁盛店になった経緯を、事業承継において大切な「見える化と磨き上げ」の目線を交えつつ解説しました。

 続いて、事業承継センター(株)取締役会長・(一社)事業承継協会 代表理事の内藤 博さんが”江戸時代も今も、事業承継は変わらない ~落語から見えてくる、今に生かせること~”をテーマに講演。1,000件を超える経営相談・事業承継支援の実績を持つ内藤さんが、ご自身の経験を踏まえ、事業承継に取り組む際に気を付けるべきポイントなどについて分かりやすく説明しました。