豊葉の杜学園で6年生が狂言を体験

更新日:令和2年10月21日



狂言を披露している様子 狂言「柿山伏」を鑑賞する様子 狂言を鑑賞する児童たち

狂言体験をする児童たち 狂言を鑑賞する児童たち 

  

 区立豊葉の杜学園(二葉1-3-40)で令和2年10月20日(火)・21日(水)の二日間、6年生を対象に狂言の体験授業が行われました。
 
 この授業は、古典芸能の鑑賞をとおして、狂言への興味・関心を高めることが目的です。大蔵流吉次郎狂言会から3名の講師を招き、新型コロナウイルス感染症の拡大予防対策としてクラスごとに分け、実施されました。

 初日は、教科書にも掲載されている「柿山伏」の鑑賞。講師から「狂言は昔の言葉が使われていますが、動作を見ると何を言っているのか伝わると思います。狂言になるとどう違うのかを比べて、面白いところ見つけて鑑賞してみてください」と紹介があり、鑑賞が始まりました。続いて、狂言を見て何をしているかを当てる創造力クイズを実施しました。障子をあける仕草などが紹介されると、児童たちは興味深そうに取り組んでいました。

 2日目は狂言の演出と演技紹介、そして実際に摺り足などを体験しました。児童たちは講師から、「おもて」と呼ばれる狂言面についてや動物の動きなどを学び、また摺り足の体験では、独特な姿勢や動きに戸惑いながらも楽しみながら実践していました。

 最後に講師から「コロナ禍で大変な時ですが、文化芸術に触れることで気持ちが和らぐかもしれません。絵画でも音楽でも工芸でも、身近にある文化芸術に触れてみてください」とメッセージが送られました。