「品川区社会貢献製品支援事業」認定製品 「こどもモードKitS(キッツ)」開発企業が区を訪問

更新日:令和2年11月2日



  

  

  

 平成30年度「品川区社会貢献製品支援事業」の認定製品、「こどもモードKitS(キッツ)」が令和2年度より区立保育園・幼稚園で本格的に導入されたことを受け、11月2日(月)、同製品を開発した株式会社スマートエデュケーション(西五反田2-4-2)の池谷 大吾 代表取締役らが区を訪問しました。

 「こどもモードKitS」は、タブレット端末を使った園児向けICT教育カリキュラムです。子どもたちがクリエイティブな活動やチームワーク活動に関心を持ち、成功体験を得られることを支援する教材として同社が開発。平成31年2月から区立保育園・幼稚園向けに試験導入され、今年度、本格的に導入されました。

 同製品は、約15種のアプリで構成されており、そのうちの一つである「アートポン」は、子どもたちが好きな素材で塗ったり貼ったりして作ったオリジナルの作品を制作し、iPad専用アプリを立ち上げカメラで読み込むと、作品が動き出し、子どもたちは自分の作品についてプレゼンテーションを行うというもの。

 所管課長らと対談した池谷 代表取締役は「ベンチャー企業に向けた品川区の細かい支援に感謝しています。この製品はデジタルを活用する教材ですが、子どもたちが自由な発想で制作した作品が取り込まれるものです。子どもたちが絵を描くことを好きになったり、人前で発表することが苦手でなくなったりしてくれればうれしいです。」と話しました。

 利用予約が埋まるほど人気となっており、早速同日に区立大崎保育園(大崎5-2-1)を訪問したところ、同製品が使用され、子どもたちがそれぞれ絵を描き、動く自分たちの作品について楽しそうにプレゼンテーションする様子が見られました。