品川学園 開校10周年記念式典

更新日:令和2年11月7日



  

  

  

 品川学園(北品川3-9-30)が開校10周年を迎え、令和2年11月7日(土)に記念式典を開催しました。

 品川学園は、品川小学校と城南中学校が統合し、平成23年4月に開校した区内で5番目の施設一体型小中一貫校です。平成28年からは義務教育学校として開校。現在、児童・生徒1,167人が学んでいます。

 式典は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、児童・生徒は代表者のみがアリーナで、他の児童・生徒は各教室でZoomをとおして参加しました。

 荒川校長は式辞の中で、地域や保護者の皆さんに感謝を述べ、「古くからこの地は品川湊として栄え、江戸城南の重要な街として発展し、東海道を中心に多くの人や物が往来しました。また、幕末・明治時代も、時代を切り開く才能や文化が行き交う、世の中を引っ張る先駆けのまちでした。これからも私たちは、未来の人材を育てる営みを大切にしてきたこの地にしっかりと根付き、使命を果たしていきたい。そして地域、保護者の方々をはじめ、学校を支えるすべての人々とともに、社会で活躍する子どもたちを育てていきます」と話しました。

 また、挨拶に立った濱野区長は「この地域はお祭りを中心に、人のつながりが濃い地域です。先輩方が培ってきたものを受け継いで、品川の人情あふれるまち、そして気持ちが一つになるまちを作っていってください」と児童・生徒たちにエールを送り、記念品を代表生徒に手渡しました。その後、渡辺区議会議長と角田PTA代表がそれぞれお祝いの言葉を贈りました。

 続いて、児童・生徒を代表し、9年生の金子 淳平さんが、「この学園には品川小学校、城南中学校から受け継いだ伝統があります。そして私たちにはそれを進化させ後輩に受け継ぐという使命があります。これを果たすには児童・生徒が手を取り合い、次のステップに進むことが大切です。開校10周年という節目はまだ歴史の1ページにすぎません。誇りと伝統を胸に、日々成長し続けていきます」と力強く語りました。

 そして最後に校歌が流れ、厳かな雰囲気の中で式典は幕を閉じました。