浅間台小学校開校100周年記念式典

更新日:令和2年11月28日

校門前の看板 記念品を受け取る児童代表 児童代表の言葉
ブロック塀に描かれた壁画 来賓を見送る児童 100周年のキャラクター
式辞を述べる林校長 祝辞を述べる濱野区長 祝辞を述べる渡辺議長 祝辞を述べる大久保会長
 
 浅間台小学校(南品川6-8-8)が開校100周年を迎え、令和2年11月28日(土)に記念式典を開催しました。

 同校は、大正9年4月に荏原郡実科女学校の3教室を借りて、荏原郡浅間台尋常小学校として開校。同年11月には赤レンガの新校舎が竣工し、東京市浅間台尋常小学校、東京市浅間台国民学校の時代を経て昭和22年、品川区立浅間台小学校に改称し現在に至ります。

 記念式典では、林誠校長が、地域の方の日ごろからの協力に感謝の意を表すとともに「浅間台小学校は、100年前に地域の方の熱い想いから誕生し、関東大震災や太平洋戦争など激動の時代の中で11,000人以上の子どもたちが学んできました。これからの100年は、これまで以上に大きく変わっていくことと思います。歴史が一人ひとりの人生の積み重ねであるように、あなた方一人ひとりの温かい気持ちと思いやりが、より良い世界をつくっていくこととなります」と子どもたちに語り掛けました。

 また、あいさつに立った濱野区長が祝意を表すとともに「現在は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のために大変不便な学校生活を送っていることと思います。人は、困難に直面した時についくじけそうになってしまいますが、一日一日を大切に、どうか充実した学校生活を送ってください」と話し、同校の卒業生で自身の先輩を紹介しながら「地域に愛情と誇りをもち、なんらかの形で、地域の為に尽力してください」とメッセージを送りました。

 さらに、品川区議会を代表し渡辺議長が同校伝統の壁画にふれ、子どもたちに「どうか、母校と地域を大切に想う人になってください」とお祝いの言葉を送り、大久保PTA会長は「浅間台小学校の子どもたちは、困っている友人、下級生に自然に手を差し伸べることができるやさしさをもっています。これは、教育の積み重ねで大切なことが子どもたちに根付いているからだと思います」と祝辞を述べました。

 この日の記念式典は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から縮小開催となり、児童の出席は代表の6年生のみ。1年から5年生の児童はそれぞれの教室のモニターで式典の様子を見守る中で行い、国歌や校歌の斉唱はピアノ演奏とCDの傾聴に変えました。