「芸術の秋 心に響け 歌のパワー」 豊葉の杜学園で安藤 奈保子さんのオリンピック・パラリンピック教育コンサートを実施

更新日:令和2年11月30日

アクリルパーテーション越しに歌声を披露する安藤さん
笑顔で歌う安藤さん 手拍子をしながら聞き入る子どもたち(1~4年生) 感謝の花束贈呈
手拍子をする子どもたち(5~9年生) ピアノの伴奏で歌う安藤さん 生徒代表から感謝の言葉

 オリンピック・パラリンピック教育コンサート「芸術の秋 心に響け 歌のパワー」が、令和2年11月30日(月)に豊葉の杜学園(二葉1-3-40)で実施され、全校児童・生徒964人が参加しました。

 この特別授業は、オリンピズムの一つである”芸術”分野として、素晴らしい音楽に触れることで子どもたちの豊かな情操を育むことを目的に、新型コロナウイルス感染症拡大予防対策をとったうえで2部制に分けて行われました。

 この日の講師は、NHKでうたのおねえさんとして活躍されていた安藤奈保子さん。ピアノ伴奏は市原由里香さんが務めました。お二人とも品川区内の出身で、安藤さんは豊葉の杜学園の前身である荏原第四中学校の卒業生。その縁もあり、昨年度も同校でコンサートを開催しています。

 安藤さんは、「ちいさい秋見つけた」「ゆうやけこやけ」など、音楽の教科書に載っている身近な曲や、Nコン中学校の部の課題曲でもあるLittel Glee Monsterの「足跡」を歌唱。そのエネルギッシュで表情豊かな歌声に、子どもたちはすっかり惹きつけられた様子でした。
 続いて、「上を向いて歩こう」を歌うときには、子どもたちには一緒に歌えない代わりに手拍子をお願いしました。安藤さんが歌いながら強弱をつけた手拍子をお願いすると、子どもたちはリズムを取りながら一生懸命に手をたたき、音楽を楽しんでいました。

 最後に、「にじ」(作詞:新沢としひこ 作曲:中川ひろたか)を、手話付きで披露。子どもたちも一緒に手話で参加し、会場は一体感に包まれました。

 安藤さんは、「コロナとか色々なことで不安になることも多いと思うけれど、今のみんなの“瞬間”に寄り添ってくれる曲は必ずあります。音楽にはパワーがあるから、そのパワーでみんなも負けずに元気に過ごしてください」と子どもたちにメッセージを送りました。