ソフトウェアインストール不要の画面共有・遠隔操作サービス「Withdesk Browse 」を区へ試験導入

更新日:令和2年12月7日

グラフテクノロジー株式会社と区所管課長が会談 ウィズデスク ブラウズを説明する田口代表取締役 ウィズデスク ブラウズを説明する田口代表取締役

 「品川区家賃支援給付金ポータルサイト(オンライン申請)」などにおいて12月から試験導入した「Withdesk Browse(ウィズデスク ブラウズ)」を開発した、グラフテクノロジー株式会社(北品川5-5-15)の、田口 湧都 代表取締役らが令和2年12月7日(月)、区を訪問し、所管課長らと会談しました。

 区は区内企業の優れた製品・技術・サービスのうち、区民生活に寄与するなどのテーマに該当したものを「社会貢献製品」として認定し、マッチングや区への積極的な導入等を一貫して支援しています。今年度は、新型コロナウイルス感染症対策に特化したテーマで募集。「Withdesk Browse」も認定製品のひとつです。

 同製品はウェブページ閲覧者と電話対応の職員との間で、画面共有や遠隔操作が可能となるサービスで、事前のソフトウェアインストールやアプリケーションのダウンロードの必要が無く、通信量が軽量なHTMLデータを使用しているため、接続遅延が少なく、画質が一切劣化しないなどの特徴があります。閲覧者がウェブページの右下 に表示された画面共有のアイコンを閲覧者が押し、オペレーターから伝えられたコード(番号)を閲覧者へ伝え、閲覧者が入力するだけで画面共有や遠隔操作を含めたサポートを受けることが可能となります。

 現在、金融機関や百貨店などが導入していますが、自治体への導入は品川区が初。田口 代表取締役は「高齢者などパソコン操作に慣れていない方へのサポートなどにも適した製品です。導入した顧客からはパソコンの操作サポートにかかる時間が大きく削減されたと好評をいただいています。オンライン申請が増える中で、品川区においても職員と利用する区民の皆さんがスムーズにやりとりができるよう、活用していただきたい」と話しました。