屋形船からホッケー体験まで 6・9年生思い出作り事業がスタート

更新日:令和2年12月15日

他の屋形船に隣のクラスを見つけて手を振る子どもたち
屋形船の船内の様子 東京湾に浮かぶ東京オリンピックのモニュメント 屋形船を見送りにきた中島教育長
東京国際クルーズターミナルを見学 東京ミナトリエの地面に描かれた地図を見る子どもたち 東京ミナトリエで調べ学習
藤尾さんとともに講師を務めた日本代表の小野さん 低い姿勢でホッケーを教える藤尾さん ルールを覚えたての子どもたちで試合練習

 令和2年度「6・9年生思い出作り事業」が令和2年12月15日(火)にスタートし、京陽小学校の6年生60人が参加しました。

 この事業は、新型コロナウイルスの影響で修学旅行や連合行事などが中止になってしまった6年生・9年生に対し、何か思い出に残るものを経験させてあげたいと区の教育委員会事務局が企画したもの。屋形船の乗船体験を始め、TOKYOミナトリエ(江東区青海2)や令和2年9月にオープンしたばかりの東京国際クルーズターミナル(江東区青海2)の見学や、大井ホッケー競技場(大井ふ頭中央海浜公園内)でのホッケー体験などを行います。

 この日、京陽小学校の6年生は、北品川船着場から屋形船にクラス毎に乗船。船着場には中島教育長も見送りに来ました。船の中では、窓を開けるなどの換気を行いながらの乗船となりました。
 屋形船での周遊中は、屋形船のスタッフが東京湾のオリンピック・パラリンピック施設やお台場の成り立ちなどを中心にガイド。船溜まりやレインボーブリッジ、月島・晴海・豊洲などの埋め立て地について説明があると、子どもたちは景色を楽しみながら興味深そうに話を聞いていました。

 屋形船から降りたあとは、TOKYOミナトリエと東京国際クルーズターミナルを見学。資料や職員からの話を、熱心にメモを取る姿が見られました。

 最後に、大井ホッケー競技場でのホッケー体験です。品川区東京2020大会コミュニケーターの藤尾 香織さんやホッケー女子日本代表の小野 真由美さんたちが特別講師となり、ドリブルやシュートなど基本的な技術を教わった後、最後は全員で試合体験をしました。慣れないスティック捌きに苦戦していた子どもたちも、最後には笑顔でボールを追いかけまわしていました。

 今後、令和3年3月までの期間、区内小・中・義務教育学校のうち、希望した学校で同事業を実施します。