CSR講演会と活動事例発表会を開催

更新日:令和2年2月5日

講演会の様子

展示の様子 和氣副区長のあいさつ 川村さんによる講演
配布資料 関藤さんによる事例紹介 会場全体の様子

 品川区としながわCSR推進協議会との共催による「CSR講演会と活動事例発表会」が令和2年2月5日(水)、大井町駅前のきゅりあんで開催されました。

 CSR(Corporate Social Responsibility)とは「企業の社会的責任」と訳されますが、近年では「企業の社会対応力」とも表し、地域社会の一員としてCSR活動に力を入れる企業が増えています。
 しながわCSR推進協議会は平成22年度、区民(企業)と区との協働で「私たちのまち」品川区をつくるという理念に基づき、企業の社会貢献活動を推進することを目的に発足。現在、発足当時の3倍を超える80企業が加入しています。

 冒頭、和氣副区長が「品川区では、令和2年4月から新しく長期基本計画をスタートさせます。ここで示す政策の方向性は、講演会のテーマでもあるSDGsと重なるところが多く、区が長期基本計画に掲げる各施策を推進することは、SDGsの達成にも資するものと考えています。企業や地域の皆様にご協力いただきながら、より良い品川区を目指してまいります」とあいさつしました。

 会は、二部構成で実施され、第一部では、サンメッセ総合研究所 川村雅彦 所長が“しながわCSR推進協議会の活動をSDGsで整理する”をテーマに講演。「CSRとSDGsの位置関係」や「SDGsは何を求めているのか?」などのCSRに関する基礎知識とともに、協議会会員企業のCSR活動をSDGsと関連付け、様々な社会課題を交えながら説明しました。

 第二部では、協議会会員企業がCSR活動事例を発表。今回は、株式会社クラダシ(本社:東五反田4-5-2五反田NTビル2階)関藤竜也 代表取締役社長が、同社の食品ロス削減に向けた取り組みを紹介。従来廃棄していた商品を同社へ協賛提供することで、食品ロス削減だけでなく、廃棄コスト削減につながる活動などの事例を発表しました。

 参加者はメモを取りながら、真剣な表情で聞き入っていました。

 また、会場には、しながわCSR推進協議会の紹介パネルやPR動画の放映、しながわ子ども食堂の紹介パネルなどが展示されました。