大井第一小学校でタブレット端末を活用した授業を実施

更新日:令和3年2月26日

タブレットと向き合う児童
タブレットの画面と格闘 意見交換の様子 担任から使い方を教わりながら授業
意見を話す女子児童 授業風景 意見発表のようす


 大井第一小学校(大井6-1-32)で令和3年2月26日(金)、区が配備したタブレット端末を活用した授業が行われました。

 品川区では、国のGIGAスクール構想を受け令和3年2月中に区立学校の全児童・生徒に1人1台のタブレット端末(iPad)を配備する予定です。大井第一小学校でも、2月19日に全校児童に配布され、授業等で活用されています。

 この日の5時間目、6年竹組でiPadを使った理科の授業が行われました。
 「生物と地球環境」をテーマに、児童それぞれが疑問に思ったことをiPadに入力し、3~4人のグループでその疑問を共有。iPad上に集まったグループ内の意見を比較したり分類したりして、意見を交換しながら、グループの中で疑問ベスト3を選択し、今度はそれをクラス全員で共有しました。「森林を作るときの人工林が天然林を侵すことにならないのか」「なぜ昆虫がほかの種よりも発展したのか」といった難しい疑問も飛び出し、他のグループから質問が行われていました。
 今後の授業で、それぞれが選んだ疑問について、iPadなどを活用して答えを考えていきます。

 藤森校長は「タブレット端末が配備され、また、クラウド環境が整備されたことで、個々の意見や考えなどを簡単に共有することができます。それらをうまく活用することで、子どもたち一人ひとりが自分たちの答えや価値を導き出していくことに繋がります。また、タブレット端末を持ち帰ることで、学校教育と家庭学習の一層の連携強化や、”やらされる学習”から”自分たちで解決する学習”という、主体的な学習への変化も期待しています」と今後の展望を話していました。