一人で悩んでいませんか?戸越銀座商店街で自殺予防対策啓発活動

更新日:令和3年3月30日

自殺予防啓発の取り組みの様子
  
  

 
 品川区は、令和3年3月30日(火)、戸越銀座商店街協力のもと、東急池上線戸越銀座駅前周辺で、感染対策を行い、商店街を利用している方々に対して、相談窓口が記載されたポケットティッシュやボールペンを配布し、自殺予防対策の啓発活動を行いました。この取り組みは、毎年3月に「自殺対策強化月間」に合わせ、区保健所職員が中心となって実施しているものです。

 令和2年全国の自殺者数は11年ぶりに前年を上回っています。これは新型コロナウイルスの影響による生活環境の変化や雇用など先行きへの不安が心理的な負担になっていることが原因のひとつとみられています。

 今回は、戸越銀座商店街が令和2年12月に「新型コロナウイルス対応危機管理ガイドライン」を作成した際に、区の保健所が監修したことによるつながりがあることから共同で啓発活動に取り組みました。
 活動に参加した同商店街の遠藤さんは「啓発活動のなかで商店街利用者に、コロナ禍で大変だけど、様々な支援を頼りして頑張って生きていくという声をいただきました」と話していました。

 区は、今後も自殺対策啓発チラシの配布や相談窓口の周知などの取り組みを継続して行っていきます。