有限会社ナルセ商店と高齢者等地域見守りネットワーク事業に関する協定を締結

更新日:令和3年4月7日

記念撮影
井崎福祉部長が説明 ナルセ商店の成瀬社長 協定書

 品川区と有限会社ナルセ商店(豊町1-4-11)、品川区社会福祉協議会との三者間で「民間企業と連携した高齢者等地域見守りネットワーク事業」に関する協定を、令和3年4月7日(水)に締結しました。

 この事業は、ひとり暮らしの高齢者等が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる地域社会を目指して実施しているもので、高齢者等の見守りを通じて、異変を早期に発見し孤立死を防ぐことが目的です。区が民間企業と同様の協定を締結したのは今回で計19事業者となりました。

 ナルセ商店は、父親の代から戸越銀座商店街で牛乳販売店を営んでおり、区内の約1,200軒に週2回宅配を行っています。同店の成瀬取締役は、「宅配時に前回の牛乳のとり忘れがあった際に個別に連絡をしているが、独居の高齢者が多いことから連絡先が分からず安否確認ができなかった経験もあり、今後、区と連携していければ」と話しました。

 区を代表して伊崎 福祉部長は「コロナ禍で外出を控えている高齢者が増えている中で、地域の方との連携は非常に重要です。牛乳などを届ける際にお声がけいただくことが異変に気付くきっかけにつながると思います。気になることがございましたら、ぜひ区に情報提供をお願いします」と笑顔で話しました。