令和3年度 品川シルバー大学 入学式

更新日:令和3年4月20日

令和3年度シルバー大学入学式の様子
あいさつをする濱野区長 祝辞を述べる渡辺品川区議会議長 入学性代表の山田さん
楓友子(ふゆこ)さんがデザインしたステッキ 講師を務めた楓友子(ふゆこ)さん 記念講演に耳を傾ける入学生の皆さん

 令和3年度品川シルバー大学の入学式が令和3年4月20日(火)、荏原文化センター(中延1-9-15)で開催されました。

 品川シルバー大学は、多彩なテーマについて3年制で学ぶ「ふれあいアカデミー」、春と秋の半期毎に趣味や実技を楽しく学ぶ「うるおい塾」、そして、セカンドライフを考える短期集中による「生涯現役実現講座」があります。今年度は80人が入学。入学式は、ステージに近い座席は使用しない・座席の間隔を空ける・換気を徹底するなど、感染症対策をとった上で行われました。

 はじめに、品川シルバー大学の学長も務める濱野区長が、「入学おめでとうございます。生涯学んでいくという姿勢が、若さや活力につながると思います。シルバー大学に入学して、これからさまざまなことを学ぶことになると思いますが、どうか学習したことをしっかりと身につけていただければ幸いです」とあいさつ。

 また、新入学生代表の山田さんが、「久しぶりの学生という立場に、とてもわくわくしています。コロナ禍でまだまだ大変な状況ですが、充実した学生生活にしたいと考えています」と抱負を述べました。

 続いて、日本で唯一の”ステッキアーティスト”の楓友子(ふゆこ)さんを講師に迎え、「足が不自由でも、おしゃれな杖と一緒に前に歩みたい」をテーマに記念講演会を実施しました。21歳のときに交通事故に遭い、杖が手放せなくなった楓友子さんが、おしゃれでかわいらしい杖の独自ブランドを24歳で立ち上げるに至った経緯などについて説明。事故をきっかけに人生を前向きに捉えられるようになったという楓友子さんの体験談に、入学生の皆さんは真剣に耳を傾けていました。

 式を終えた入学生の皆さんは、「自分以外の入学生と積極的に交流して、学びを深めていきたい」「自分が今までやってきた仕事以外のいろいろなことについて視野を広げられるのが楽しみです」など、期待に胸を膨らませている様子でした。