コロナ感染拡大防止に一役 区内企業がファン付きパーティションを区に寄贈

更新日:令和3年4月27日

商品の説明をする米内社長
仕組みを確認する桑村副区長 桑村副区長と記念撮影 パーティションを設置した3階総合窓口 

 タマチ工業株式会社(品川区南大井4-10-2)、さーべい屋株式会社(福岡県福岡市南区大橋1-4-31)が令和3年4月27日(火)に、飛沫の拡散を防ぐDCファン付きパーティションを区に寄贈しました。

 このパーティションは、自動車部品や医療用微細機器を製造しているタマチ工業株式会社が製作したもので、商品名は「ウィルキャッチ」。アクリル板の上下にDCファンを設置し、上向きの気流を発生させ、会話時の飛沫を上部に誘引します。上がってきた飛沫は静電式帯電フィルター(不織布)を通してろ過され、DCファンにより排出。設置することで、飛沫防止だけでなく、空気清浄機としての効果も期待できます。

 区役所を訪れた同社の米内 淨 代表取締役社長は「コロナの拡散防止に、弊社の技術力を生かしたいという思いで製作しました。現在、ワクチン接種のときに使用できるようなパーティションの開発も進めています。実用化されたら、品川区でもぜひ活用していただければ幸いです」と話しました。
 
 今回寄贈された2台は、区役所本庁舎総合受付と、障害者福祉課窓口に設置。5月中旬にはさらに追加で3台の寄贈を予定しており、マイナンバーカード交付場所などで活用します。

ウィルキャッチの製品情報はこちら(PDF : 851KB)