日本の伝統楽器を奏でよう 浜川小学校で箏の授業

更新日:令和3年7月16日

真剣な表情で箏を奏でる子どもたち
音楽専科が弾き方をレクチャー 先生に弾き方を習う 箏の楽譜を見ながら演奏
指使いに苦戦 正座して、姿勢よく奏でる 最後はみんなで「さくらさくら」を合奏


 日本の伝統楽器”箏”の授業が令和3年7月16日(金)に、浜川小学校(南大井4-3-27)で行われ、5年生が演奏に挑戦しました。

 品川区では、和楽器に触れ、日本の音楽に親しむことなどを目的に、全区立学校の5年生を対象に箏の授業を実施しています。今年度の浜川小学校では、外部講師ではなく音楽専科が指導する、クラスを半分に分け子どもたちの間隔を空けるなどの新型コロナウイルス感染症対策をとった上で行われました。

 子どもたちはこの日の授業の前に、箏の歴史や各部分の名称などについて、あらかじめ座学を行ってから、演奏に臨みました。実際に箏の前に正座し、右手の親指・人差し指・中指に演奏用の箏爪を装着すると、心なしか表情がきりっと引き締まったように見えます。
 
 先生が弾き方のお手本を見せたあと、子どもたちも見よう見まねで箏をつま弾き始めました。

 慣れない和楽器の演奏に苦戦しつつも、練習を繰り返すにつれてだんだんときれいな音が奏でられるようになり、最後は全員で「さくらさくら」を合奏。音楽室がいつもと違う風流な雰囲気で包まれていました。