戸越台中学校でオンライン「情報モラル講演授業」を実施

更新日:令和3年9月16日

  
  
 
 インターネットやSNSの危険性と安全な使い方を学ぶ「情報モラル講演授業」が令和3年9月16日(木)、戸越台中学校(戸越1-15-23)の9年生3クラス97名を対象に行われました。

 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、毎年行っている「情報モラル」の授業を、今年は初めてzoomを使ってのオンラインで実施。少しでも生徒に興味を持ってもらおうと、生徒に馴染み深い「LINE」を例に講義を実施してくれるLINEみらい財団のLINEオフィシャルインストラクター宮崎奈緒美さんが授業を行いました。

 授業は「(SNSや携帯を使う上で)ともだちにされたらいやなこと」の一覧から自分が「一番やってほしくないこと」を選び、各自挙手するところからスタート。選んだ理由などを発言すると、聞いていた生徒は同意するようにうなずいたりする様子が見られました。そのほかにも「インターネットのやりすぎは何時間からか」や「こんなラインが来たらどうやって返信するか」など正解のない題材に対して、話し合いやカードを使って意思表示を行い、すべてのクラスで活発に意見交換が行われました。 講師の宮崎奈緒美さんは授業のまとめとして「SNSやLINEなどのトラブルは、大人に相談するだけで簡単に解決することがたくさんある。困ったことがあったら相談してほしい」と話しました。

  生徒たちは「LINEをやったことはないが、今後の使い方について考えさせられました」「いつもやってるSNSについて気を付けて使わないといけないと思いました」などと話していました。

 授業を担当した同校の宮本奈都美教諭は「答えがないのが答えだよ、と言ってもらえると子どもたちは自分たちで話し合ったり考えたりすることができる。次回は夏休み前や長期休みの前にやったりするなど継続して企画していきたい」と今後について語りました。