プロのダンサーが特別授業 パフォーマンスキッズ・トーキョー in 三木小学校

更新日:令和3年9月17日

自分で考えたポーズをとる子どもたち
講師の田畑さんとアシスタントの中村さん バンダナを使ってダンス! 並んで準備体操
アイネクライネナハトムジークを披露 みんな個性のあるジャンプ! みんなのバンダナをまとめて輪っかに

 プロのダンサーが指導する全8回のワークショップの最終回が、令和3年9月17日(金)に三木小学校(西品川3-16-28)で行われ、3年生48人が見事なダンスを披露しました。

 このワークショップは、”(公財)東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京”と”NPO法人 芸術家と子どもたち”が主催する「パフォーマンスキッズ・トーキョー」。ダンスや演劇・音楽のプロのアーティストを学校などに派遣しワークショップを行い、子どもたちの創造性や自主性を育み、コミュニケーション能力を高めることなどを目的に行われているもので、平成20年度のスタート以来、東京都内の9,000人を超える子どもたちがアーティストとの素敵な出会いを体験しています。

 講師を務めたのは、世界で活躍する振付家・ダンサーの田畑 真希さん。アシスタントのダンサー 中村 理(まさし)さんとともに、子どもたちに表現する楽しさを伝えました。
 新型コロナウイルス感染症対策のため、今回はオンラインでの指導を実施。最終回のこの日は、ワークショップの仕上げとなる、まとめ動画の撮影の確認のために3カ月ぶりに学校を訪れた田畑さんと中村さんを、子どもたちは「まきまっちょー!」「マーシー!」と二人のニックネームを呼びながら熱烈に歓迎しました。

 授業では、講師の動きを真似しながら身体を一生懸命動かしたり、自分の名前でポーズを考えたりと、元気いっぱいに全身で表現をする子どもたち。床で寝そべった状態を"0"、身体をめいっぱい伸ばした状態を"100"として、「右足だけ50!」や「溶けちゃいそうなくらい熱い70!」と即興でお題を出すワークでは、一人ひとりが思うままにポーズをとり、個性が溢れた表現を見せてくれました。
 ワークショップを通して練習してきた”アイネクライネナハトムジーク”では、全員で息の合ったエネルギッシュかつかわいらしいダンスを披露し、特別授業を締めくくりました。

 特別授業を終えた田畑さんは「ダンスは言葉ではなく身体で表現するものなので、オンラインで伝えることに苦労しましたが、三木小学校の子どもたちはとても素直で、画面越しでも笑顔や元気が伝わってきて、とても楽しいワークショップになりました」と笑顔で話していました。