O美術館企画展 「関口敦仁展 手がとどくけど さわれない」開催

更新日:令和3年10月16日

展示物をバックに関口氏
触ると動く作品も 絵画作品 多くの作品が並ぶギャラリー
作品を鑑賞する親子 オブジェ風の作品 パンフレットの表紙にもなっている大型の作品
CGを駆使したメディアアート 鉄道模型の映像作品 O美術館入口

 O美術館企画展「関口敦仁展 手がとどくけど さわれない」を、令和3年10月16日(土)から11月23日(火・祝)まで、O美術館で開催しています。

 関口敦仁さんは、品川区大井の生まれのアーティストです。東京藝術大学美術学部絵画科卒業し、身体性と環世界の知覚をテーマとした絵画からメディアアートまでの広範囲の作品制作、情報技術を活用した日本近世代美術のアーカイブ研究などを行っています。

 今回の企画展では、80年代の絵画・インスタレーション等の初期作品から90年代以降のCG・メディアを取り入れた活動、メディアインスタレーションとして地球や自身の内観をオマージュにした立体作品のほか、芸術情報学、伝統芸術・考古学のメディアアーカイブなどの研究者としての実績も紹介しています(松平不昧大崎苑復元CG/江戸期の庭園を現在の地形に合わせて復元、等)。

 初日の16日には、関口さんがO美術館を訪れ、来館者へ作品の説明や紹介などを行いました。関口さんは「絵画作品やコンピュータを使った作品、ロゴティックな作品など時代とともに変わっていくスタイルを見ていただけると面白いと思います」と話していました。

 約40年にわたる芸術活動を網羅した展示をしていますので、ぜひご覧ください。


【O美術館企画展】
開催期間:令和3年10月16日(土)~11月23日(火・祝)
※期間中休館なし
※土曜・日曜・祝日は予約優先
開館時間:午前10時から午後6時30分
(最終入館は午後6時15分。初日の一般入場は午後1時から)
観覧料:無料
主催:品川区、公益財団法人品川文化振興事業団
場所:O美術館(大崎1-6-2大崎ニューシティ2号館2階)
電話:03-3495-4040