しながわ水族館開館30周年記念講座「しな水いきものト~ク 小さな狩人~コツメカワウソ~ 」を開催

更新日:令和3年10月24日

カワウソの生態説明
講師のしながわ水族館 松戸利久副館長 カワウソの歯のつくり 話を聞く親子
ニコとシュラ メモを取る手元 話を聞く参加者たち

 しながわ水族館開館30周年記念した公開講座「しな水いきものト~ク 小さな狩人~コツメカワウソ~ 」が、令和3年10月24日(日)によみうりカルチャー大森(大田区大森北1-6-16アトレ大森6F)で開催されました。

 しながわ水族館とよみうりカルチャー大森がともに開館30周年を迎えることから、コラボしてこの講座を企画。講師はしながわ水族館の松戸利久副館長が務めました。

 はじめに開館30年を迎えたしながわ水族館の歩みや、水族館は生き物の展示だけではなく調査・研究や種の保存などの役割があることについて説明。続いてカワウソの種類や生態について話しました。
 また、30年という節目にしながわ水族館に新たに仲間入りし、さっそく人気者になったコツメカワウソの「ニコとシュラ」について解説。18歳の「シュラ」は日本で一番おばあちゃんのコツメカワウソであることや、「ニコ」はおっとりしていて、起きている間はいつも鳴いていることなどのほか、展示水槽の中が「ニコとシュラ」にとっては快適だが、天井が低く飼育員には作業しにくいといった裏話もあり、参加者は楽しみながら講師の話を聞いていました。

 最後に質疑応答の時間が設けられ、参加した子どもたちから「どうしたら飼育員になれるの?」などの質問が寄せられると、講師は分かりやすく丁寧に答えていました。