戸越小学校 演劇鑑賞教室~2年ぶりに実施

更新日:令和3年10月26日

舞台正面から演劇を見る子供たち
舞台に手を振る子供たち 身を乗り出して舞台を見る男の子 キャストに混ざって踊る矢田校長と大石先生
 笑顔の子供 キャストの口元 お礼の言葉を伝える児童代表


 区立戸越小学校(豊町2-1-20)で令和3年10月26日(火)、演劇鑑賞教室が2年ぶりに行われました。

 この授業は、プロの演劇を鑑賞することで子ども達の豊かな情操を育むとともに、学芸会に向けての意欲を高めようと全児童を対象に行っているものですが、昨年、一昨年と新型コロナウイルスの感染拡大により中止となっていました。今年は、3年生以上を対象に2学年ずつ2回に分けて実施。(一財)六行会の協力により劇団風の子の舞台を鑑賞しました。

 演目は『ちぇんじ~図書室のすきまから~』。自分に自信を持てず言いたいことも言えない主人公 あやかが、“裸の王様”の世界に入り込み、王様と入れ替わってしまい元の世界に戻るために物語を進めるというストーリーです。キャストは、新型コロナ感染防止のためマウスガードを着用。矢田校長は子どもたちに「今日は演劇を楽しんで、そして、学芸会の参考にキャストの体の動かし方、セリフのない時の動きや表情、口の開け方も見てください」と話しました。

 子ども達は、久しぶりに見る演劇の舞台に目を輝かせ、身を乗り出して舞台を見つめる子や音楽に合わせ体を揺らす子など、久しぶりに間近で見る演劇を堪能していました。終盤のパレードのシーンでは、矢田校長と3年生の担任が飛び入りで出演。子ども達は大喜びで大きな拍手を送りました。
 
 舞台終了後、6年生の代表が舞台の感想とともに風の子のスタッフにお礼の言葉を伝え、また、舞台を見た男の子は「楽しかった。体全体を使って声を出しているのがすごいと思った」と話してくれました。